実印を作成する際に知っておくべきポイントです。大別して8つ。これだけは知っておきたい知識です。

実印とは何か

実印作成を考える上で、まず、実印とは何かを押さえておきたいと思います。
実印とは、印鑑登録を済ませた印鑑のことです。
ですから、実印を作成するとは、正確に言えば、実印として登録すべき印鑑を作成することであると言えます。

最近では実印の作成もネットで簡単にできます。

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印鑑登録制度は、登録された印鑑が、登録人のものであることを証明するために、市町村役場に印鑑を登録する制度です。
自治体ごとに「印鑑条例」が定められ、その規定にあった印鑑のみの登録が認められるのです。

例えば、東京都品川区印鑑条例では、第7条で、登録印鑑の制限を定めています。

氏名、氏、名の組み合わせ以外のもの、ゴム印その他変形しやすいもの、
一辺8ミリの正方形に収まるものまたは一辺25ミリの正方形に収まらないもの、印鑑が不鮮明または判読困難なもの、区長が適正でないと認めたもの

は印鑑登録ができません。

 

 

実印に適している印鑑を作成しなければならない

syu実印作成において、注意すべきことは、登録すべき自治体の条例に合った印鑑を作成するということです。

まず、サイズです。
8ミリと25ミリの正方形が基準となりいます。小さすぎても大きすぎても作成できません。
同じ材質の実印ならばサイズが大きければ大きいほど、価格が高くなります。
文字数が多い場合には無理のないデザインとするためには大きめの実印を作成するとよいでしょう。

次に、変形しやすい材質で実印を作成することは認められていません
登録時に押した印影(印面の形)を写した印鑑証明を添付することにより、その押印が、印鑑登録された実印と同一の印鑑によるものであることが証明されます。
ですから、登録時の印影と実際の実印の印影が同一であることが必要です。
登録時の印影との同一性が認められないほど変形してしまったり、もろくてかけやすい材質のものは実印として作成するのには適していません。
そして、氏名などを彫ることにより、誰の印鑑か一目瞭然であることが重要ですから、摩耗しやすい材質で作成するのも適していません。

これらの制限にかからなければ、三文判でも印鑑登録は可能ですし、実際三文判を登録している方も多いと思われます。

三文判でよいのならば、いちいちお金をかけて立派な実印を作成する必要はないとの疑問が出てくるのは当然です。
しかし、実印の持つ役割からみると、一時的に三文判を利用するならともかく、三文判を実印として使い続けるのでは実印としての役割を果たすには不十分と言わざるをえません。

実印を作成するなら良質な業者に印鑑を作ってもらいましょう。

三文判を実印として登録すべきではない理由

inka実印には、個人の実印と法人の実印がありますが、ここでは主に個人の実印について考えてみようと思います。
法人は別の項目で詳しく述べているので、そちらをご参照ください。

三文判を実印として登録し、これを日常的に使用したりすると、印面が欠けたりして印鑑登録時の印影と異なる印影になってしまうおそれがあります。

また、摩耗しにくい素材で作成しても、ひんぱんに使用することによって印面がかすれたりして判読が困難になりやすいのです。
何より、三文判はどれも似たり寄ったりですから実印として登録した印鑑と他のものを取り違えてしまうおそれが大きいです。
実印の押印が必要なときに似たような三文判を誤って押してしまい、契約書を作成し直したり、契約書が必要な期限に間に合わなかったりという危険があります。

さらに、三文判ですと扱いが雑になり、紛失のおそれもあります。
紛失した場合は、改印を役所に届けなければなりません。

確かに、急に印鑑証明が必要になり、手持ちの三文判ですませる場合はありがちです。
その場合でも、なるべく早めに実印に適した印鑑を作成して改印するのが安心です。

引っ越しなどで自治体が変わると印鑑登録をし直さなければなりませんが、その機会に実印に適した印鑑を作成するとよいでしょう。

なにより、実印が必要な契約は重要な契約です。
人生を左右してしまうかもしれない重要な契約を三文判で終わらせないということは、お金や財産に対する管理面での慎重さにつながります。
お金で失敗しないしないためにも、重要な契約はそれに適した実印を押印すべきです。

実印を押してあるから契約が有効なのではない

keiそもそも、どうして印鑑登録が必要なのでしょうか。
その前段階として契約の効力と印鑑の関係をはっきりさせておきたいと思います。
契約の効力と実印については誤解が多いからです。

契約は、実印を押した契約書を作成しないと成立しないのでしょうか?

実は、「これをいくらで売りたい」という申し込みの意思表示と「じゃあ、その金額で買いますよ」
という承諾の意思表示が合致すれば、それだけで契約が成立します。
例えばスーパーで物を買うとき、いちいち契約書など作成しません。
そして、この原則は、スーパーでりんごを買うときも、家を買うときも同じなのです。
この家を3000万円で売りたいという申し込みに、3000万円で買いますよ、と承諾すれば、家の売買契約自体は成立するのです。
実印を押した契約書の作成は契約の成立要件ではありません。

契約書を作成しなくても、口約束だけでも家の売買契約自体は有効に成立するのです。
では、なぜ、実印を押した契約書を作成するのでしょうか。
それは、あとあと紛争(もめごと)が起きないようにするために作成するのです。

印鑑証明書の関係

tutiもし、売った売らないの紛争が起きた時、口約束では証明のしようがありません。
だから、証拠の契約書を作成しておくのです。

裁判では契約書などの文書を証拠として提出する側が、その文書が作成名義人の意思に基づいて作成されたことを証明しなければならないのです。
つまり、第三者などが勝手に作ったものではなく、そこに記載されている人が作成したということの証明です。

そして、本人の意思に基づいた署名または押印があるときは、その文章は確かに、作成名義人の意思に基づいて作成されたということが推定されるのです。
だから、署名でもいいのです。

印鑑の場合は、本当にその人が押したのかわかりません。だれでも印鑑を手にいれて押すことができるのですから。
でもそれではせっかく印鑑が押されているのに、あまり意味がありません。

そこで、その印鑑の印影がその人の所有する印鑑の印影と一致した場合、その人の意思によって押されたものだと推定されることになっているのです。

さらに、そこらで売っている三文判なら本当にその人のものなのか証明することは難しくても、印鑑登録をしている実印が押してあり、印鑑証明書が添付されていれば、間違いなくその印影はその人の実印のものだという証明になるのです。
そうすると、その実印はその人の意思によって押されたということになり、それが契約書だと、その通りの契約が成立しているということになるのです。

このように、契約の有効無効とその契約が成立していることの証明は別に考えるべきなのです。
実印の押印と印鑑証明の添付と相まって、契約の成立が証明されるのです。
ですから、家の売買などの大金が動く重要な取引では、必ず実印を契約書に押し、印鑑証明を添付するのが普通です。

過信しすぎても、ましてや雑にあつかってもいけない

実印を押していないから、そんな契約成立してないと思うことは危険です。
そもそも口約束でも契約は成立しますし、署名があれば契約書通りの契約が成立しているとされるからです。

ちなみに、実印の印鑑登録の制度のない欧米などでは、サインを実印のかわりにしますが、その人のサインであるというサイン証明書を公証人が作成することがあります。
公証人役場に出向き、身分証明書などを示して自分がその者であり、サインがその人のサインであることを公証人に証明してもらうのです。

kazo実印という大切なものを親が勝手に作ってしまったと怒る子供がいるそうです。
親は就職祝いに門出を祝って作ってくれたものなのに、これも実印の作成をたいそうなものと考えすぎた結果です。

実印の登録は本人確認が厳格に義務付けられていますから、実印として登録すべき印鑑を親が作成したからといって何も起きるわけではありません。

逆に、他人を信じて実印と印鑑証明を渡してしまうということは、これでどんな契約書でも作成してもいいですよと言っているようなものです。

実印と印鑑証明書を他人に渡すことは決してしないでください。

また、家族が実印と印鑑証明書を勝手に持ち出して知らない間に土地を売ってしまったり、その実印の所有者の名前で借金をしてしまったりということも起きます。
実印はひとりひとりが厳重に管理する必要があります。

実印の作成は迷信に流されずに合理的に

実印とは何か、契約と実印と印鑑証明書との関係はどうなのか、どうして印鑑登録制度があるのか、ということを合理的に考えてみると、私たちは実印を利用した制度や慣習の中で、重要な契約を締結しているということがわかります。

印鑑とお金は密接に関連していると考えられるのはこういう理由からです。
ですから、「金運がよくなる印鑑」や、「よい印相の印鑑」などを欲する意識が利用者に芽生えがちですし、販売業者もそれに合わせた販売展開をしがちでした。
ときには、「あなたの印相が悪いから不幸になる」と告げ、高価なものを作成させる霊感商法なども見られます。
実印の利用はあくまでも制度的なものです。

bus地方自治体などによるサインの登録制度がない日本では、その代わりに実印を作成し、印鑑登録をしているのです。

自分の気に入った字体を選び、気に入ったデザインで、耐久性のある材質のものを、予算の範囲で作成する、ただそれだけでよいのです。

もちろん、げんをかつぐのが好きならば開運を意識した字体で作成してもよいでしょう。
一生ものだと思って高価な材質のものを奮発して作成してもよいし、実印を変えて気分を変ることもあるかもという理由でリーズナブルなものを作成してもよいのです。

実印は、安全に契約を結んだり、財産を管理するためのツールのひとつですから、きちんと管理しておくことが重要です。
ですから、管理するさいに「実印」とわかるようなものを作るることも忘れてはならなないポイントです。
「自分の気に入ったもの」であれば自然と大切にするので、人の言に左右されずに、機能性を第一に気に入ったものを選ぶのが合理的です。

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